こんにちは、整体院 晴々の木脇です。
前回は「ヘルニアがあっても、必ずしも足が痺れるとは限らない」というお話をしました。
今回はその続きとして、
「では、ヘルニアが原因でしびれが出るときはどんな特徴があるのか?」
について分かりやすく解説します。
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ヘルニアが原因のしびれには“典型的なパターン”がある
実は、ヘルニアによるしびれには次のような特徴があります。
✔ しびれが左右どちらかにハッキリ出る
神経は左右に1本ずつ走っているため、片側の神経が圧迫されると片足だけ症状が出ることが多いです。
✔ 動きによって症状が変わりやすい
たとえば、
- 前かがみで悪化しやすい
- 反ると楽になることがある
など、動作によって変化しやすいのがヘルニアの特徴です。
✔ 腰〜お尻〜脚へと“線でつながる”ように広がる
神経の通り道に沿って広がるため、
腰 → お尻 → 太もも → ふくらはぎ → 足先
と流れるように感じるケースが多いです。
逆に、ヘルニア以外が原因のしびれの特徴
次のような症状は、ヘルニアではなく「筋肉・関節・姿勢」など別の原因が考えられます。
✔ 日によって症状がバラバラに変わる
筋肉のこり、血流、疲れ、姿勢などが影響している可能性があります。
✔ お尻だけ/太ももだけがしびれる
神経そのものよりも、筋肉や関節が原因のことが多いです。
✔ 朝だけしびれる・立っていると出る
骨盤のゆがみや体の使い方のクセによる負担が考えられます。
大事なのは「しびれの場所」より「出方」
同じ“しびれ”でも、原因は人によって違います。
重要なのは、
- どんな時に出るか
- 何をすると強くなるか
- どこからどこに広がるか
といった“しびれの出方”です。ここを見ることで、ヘルニアが原因かどうかが大きく絞り込めます。
当院では、この動き・姿勢の検査を丁寧に行い、しびれの本当の原因を見つけていきます。
まとめ|ヘルニアのしびれは「特徴」で見分けられる
- ヘルニアによるしびれには典型的なパターンがある
- パターンに当てはまらないしびれはヘルニア以外が原因のことが多い
- しびれの出方を知ることで改善への道が見える
「自分のしびれはヘルニアのせいなの?」
「いろいろ試したけどよくならない…」
という方は、一度お気軽にご相談ください。
あなたのお身体の状態に合わせて、最適な改善方法をご提案いたします。







