こんにちは、整体院晴々の木脇です。
ヘルニアと足のしびれシリーズの第3弾です!
今回は、
「自分のしびれがヘルニアなのか、別の原因なのか」
を見分けるためのポイントを分かりやすくお伝えします。
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■ 見分けるポイント① “背中や腰を曲げた時の変化”
ヘルニアの場合、
前かがみでしびれが強くなりやすい 傾向があります。
逆に、次のような場合はヘルニア以外の可能性が高いです。
- 反ると楽になる
- 歩いたほうが楽
- 動いた方が良い
■ 見分けるポイント② “しびれの通り道”
ヘルニアによるしびれは、神経の走行に沿って広がるため、
腰 → お尻 → 太もも → ふくらはぎ → 足先
と、線でつながるように出ることが多いです。
一方で、以下のように部分的な場合は、筋肉や関節が原因であることが多いです。
- お尻だけ
- 太ももだけ
- ふくらはぎだけ
■ 見分けるポイント③ “日によって症状が変わりやすいか”
ヘルニアによる神経圧迫は、症状が比較的安定する傾向があります。
しかし、
- 今日はしびれゼロ
- 翌日は強く出る
- 座る日だけ出る
- 朝だけ出る
といった波の大きいしびれは、
筋肉・血流・姿勢の問題が関わっているサインです。
■ 結論:しびれ=全部ヘルニアではない
ここまでの3ポイントをまとめると…
- 動きによって症状が大きく変わる
- 部分的にしびれるだけ
- 日によって症状がバラバラ
こうした場合、ヘルニア以外に原因があるケースがとても多いと言えます。
逆に、典型的な神経ラインに沿ったしびれであれば、
ヘルニアの可能性が高くなっていきます。
■ 当院では、原因を明確にするために“動き”を必ずチェックします
画像では分からないことが多いため、以下のような「動き」を細かく検査します。
- 前後屈
- 反らす動き
- 座り姿勢
- 立ち姿勢
- 片足立ち
これらを確認することで、
「どこで神経が刺激されているか」が明確になります。
そのうえで、最短で改善するための方法をご提案しています。
■ しびれがある方へ
「ヘルニアと言われたけど、本当にそれが原因なのかな…」
「どう対処すればいいか分からない…」
そんな方は、一度ご相談ください。
しびれの本当の原因を明確にすることが、改善の第一歩です。







