こんにちは、整体院 晴々の木脇です。
今日は、患者さんから非常によくいただく質問——
「ヘルニアと言われたけど、必ず足が痺れるんですか？」
というテーマについてお話します。
実はこれ、とても大事なポイントで、
“ヘルニア＝痺れ” は必ずしも同じではない ということを知っておく必要があります。
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ヘルニアがあっても痺れが出ない人は多い
椎間板ヘルニアとは、背骨のクッションである椎間板が飛び出してしまう状態のことです。
ただし、
- 神経に触れていないヘルニア
- 飛び出していても神経を圧迫していないヘルニア
であれば、しびれも痛みも出ないことは普通にあります。
MRIで「ヘルニアがあります」と言われても、
それが 必ずしも症状の原因とは限らない、というのは医療現場でも一般的な考え方です。
なぜ痺れが出ないヘルニアがあるの？
それはシンプルに、
“神経が実質的に圧迫されていないから” です。
ヘルニアの大きさよりも、
どの方向に出ているか・どこに当たっているか のほうが大事です。
そのため、
- 見た目はヘルニアでも症状ゼロ
- 小さなヘルニアでも症状が強い
というケースが普通に起こります。
痺れの原因はヘルニア以外にもたくさんある
当院で実際に検査していると、
しびれの原因がヘルニアではないケースは非常に多いです。
● お尻まわりの筋肉の硬さ
坐骨神経の通り道が狭くなり、しびれを感じることがあります。
● 腰や骨盤の関節の機能低下
関節の動きが悪いと、神経を刺激しやすくなります。
● 足のアーチの崩れ
扁平足や過回内が原因で、足〜腰の神経が影響を受けることがあります。
● 姿勢や体の使い方のクセ
無意識の偏りが、神経の通り道に負担をかけます。
大切なのは “画像よりも症状” をみること
ヘルニアがあるかどうかより、
「あなたの身体で今何が起きているのか」 が最も大切です。
・どの動きでしびれが出るか
・どの姿勢で悪化するか
・どの筋肉・関節に負担がかかっているか
こうした“生きた情報” を把握しないと、根本改善にはつながりません。
当院では丁寧な検査で、しびれの本当の原因を明らかにしていきます。
まとめ｜ヘルニア＝痺れとは限らない
- ヘルニアがあってもしびれが出ない人は多い
- ヘルニア以外が原因のしびれは非常に多い
- 改善のカギは、体全体を評価すること
「ヘルニアと言われて不安…」
「しびれの原因がどこなのか知りたい」
そんな方は一度お気軽にご相談ください。
あなたのお身体に合わせて、原因を見つけ、しっかりサポートいたします。
